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神奈川県公立高校全日制倍率1.17平均

県内の公立高校共通選抜試験の出願が、1月30日に締め切られた。これを受けて県教育委員会は、志願者状況を発表した。

全日制142校の募集定員39,395人に対して、志願者は46,104人にのぼった。平均競争倍率は1.17倍で、前年度の1.19倍を下回った。

競争倍率が一番高かったのは、昨年、一昨年に続いて横浜市西区にある県立横浜翠嵐高校普通科で2.22倍。次いで川崎市にある新城高校で2.05倍。2倍を超えたのはこの2校だけであった。3位以下は、川崎市にある橘高校国際科の1.95倍、横浜市神奈川区にある神奈川工業高校デザイン科の1.9倍、同じく神奈川総合高校舞台芸術科の1.87倍、川崎市にある多摩高校の1.85倍、神奈川総合高校普通個性科の1.82倍、横浜市港北区にある岸根高校の1.8倍、藤沢市にある湘南高校の1.76倍、川崎市にある橘高校の1.75倍で、以上がトップ10である。

一方、定員に満たない、いわゆる1倍以下の高校は、48校に上っている。倍率が一番低いのは、横浜市磯子区にある磯子工業高校の化学科の0.26倍、次いで小田原市にある小田原城北工業高校建設科の0.34倍、三浦市にある海洋科学高校水産食品科の0.44倍、川崎市にある麻生総合高校の0.49倍、相模原市にある相原高校畜産科の0.54倍、茅ヶ崎市にある寒川高校と相模原市にある津久井高校の0.6倍、相模原市にある愛川高校と藤沢市にある田奈高校の0.61倍、横須賀市にある横須賀工業高校の0.63倍と、主立ったところは以上である。

県内の倍率を、普通科を中心に旧学区別で見ると、横浜北学区や早稲田個別港南中央教室がある横浜南学区は、全校で1倍以上となっている。逆に定員割れが目立つ旧学区として、県央学区や横浜中学区、相模原学区などである。

また、港南中央近隣で永谷高校を吸収合併した単位制普通科の横浜桜陽高校の倍率は、0.9倍となった。

2月4日から6日の3日間にかけて志願者変更期間が設けられているので、確定するのはもう少し先になる。これによって倍率が高い高校は若干低く、また定員割れしている学校は若干倍率が上がり、学校によっては1倍を超えるというケースも少なくはない。

受験生の皆さんには体調を整え、14日の選考試験にさらなる準備を進めてもらいたい。

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