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大学入学共通テスト無事終了

1月14日から行われた大学入学共通テストは、15日に行われた数学と理科をもって2日間の日程を終えた。大学入試センターによると、2日目の受験者数は、数学①(数学Ⅰ、Ⅰ・A)で35万1743人だった。

神奈川県では、2万6891人が25の会場で受験した。港南中央教室から近い、京浜急行及び金沢シーサイドラインの金沢八景駅を最寄り駅とする横浜市立大学や横浜市立金沢高校、また東海道線・横須賀線、横浜市営地下鉄の戸塚駅を最寄り駅とする明治学院大学、さらに保土ケ谷区にある相鉄線横浜国大駅前にある横浜国立大学などには多くの受験生が集まり、無事試験を終えることができた。

解答は新聞紙上でも16日付け発行のものに掲載され、自己採点ができる。平均点は18日に発表され、2日後の20日に調整の有無を発表するとしている。

今回の大学入学共通テストで注目すべきは、なんと言っても数学①である。昨年は多くの受験生がその難しさに苦戦し、指導する先生方も次年度の受験に向けて苦労を重ねたと思われる。その証拠にセンター試験時代も含めて平均点は過去最低を記録している。しかし今年は「肩すかし」にあったように、その難しさは陰を潜めた。その代わりという表現は適切ではないかもしれないが、問題数がかなり多く、ほとんどの受験生はその問題消化に悩まされた。一方、難化したのは国語で、これを考慮すると全体の合計平均点は昨年と変わらず、という結果になりそうだ。また同じく変わらないこととして、複数の資料を読み解き思考力を問う傾向は、社会、理科のみならず各教科に共通しており、今後も傾向の柱として存続しているとみている。またこれが易化することもないと考えられる。

また昨今問題になっているスマートフォンを使用した不正行為はなかったと大学入試センターは発表しているが、残念なことに2日目の数学①で、禁止されている定規を使って線を引いたとして、東京都と静岡県で不正と認められる事案が1件ずつあったと発表した。各生徒は不正行為と認定され、全教科無効となった。

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