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これって…何?初めて目にする受験用語集

「じゃぁ、うちの子も受験をしてみるか」と思い、色々な情報誌や雑誌を見ても、“ん?”と思ってしまう言葉が目につくことが多くある。当然まだ塾には通ってないのだから聞く相手がいない、ママ友には聞きづらい。こんな状況を少しでも軽減できればと思い下記にまとめてみた。受験なので、試験日や募集定員、合格発表日といった言葉以外にこんな言葉があることに注目してみた。

偏差値…偏差値は学校の合格目安を表す数値で、学習塾毎で一覧表が出されている。共通していることは“50”という数値が真ん中で平均を表していることだ。しかし1つの学校を複数の塾で比べると偏差値が同じではないことが多々ある。これは塾に通っている生徒の“層”が違うからで、力がある生徒が多い塾では低い数値に、逆にない生徒が多い塾では高い数値としてランクされる。また塾によっては偏差値表に低い学校が掲載されておらず、その塾のスタンスを伺うことができる。

スライド合格…学校によっては、「特進コース」や「アドバンスドコース」、「グローバルコース」といった普通科以外に優秀な生徒を集めるためのコースが設けられている。これらを目指すも残念なことに不合格となってしまう場合があるが、このスライド合格というのは普通科なら合格です、といったことを意味する。

繰り上げ合格…中学受験では、一人が3校も4校も平均的に受験するのが一般的である。この場合複数の学校の合格を手にしても進学する学校は当然一校なので、他の学校においては辞退することとなる。これは学校側も想定しているが、その年によって辞退者が予想以上の場合がある。この場合、定員に満たすためボーダーラインに近い生徒から順次合格をさせるといったもので、玉突き合格といった表現をする場合もある。

特待生制度…これは少しでも優秀な生徒を集めたいという学校の特別な制度である。授業料が公立中学と比べて高い私立中では、いくつか段階を設けて経済的に軽減をしている。例えばA特待・B特待・C特待といったように、入学金のみを免除する特待、入学金だけではなく授業料を免除する特待、また入学金、授業料だけではなく施設費や設備費も免除する特待といったものがある。また授業料においては1年間だけの場合や中学在籍期間中の3年間といった場合もある。

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