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10大学が卓越大に申請

昨年12月23日から先月3月末をもって、卓越大への公募期間が終わり締め切られた。「卓越大」とは世界トップレベルの研究力を目指す大学のことで、卓越大に認定されると一大学あたり、年間数百億円という巨額の助成が国から受けられることとなる。しかもその機関は25年にも及ぶ。財源は政府が設置した10兆円規模の「大学ファンド」の運用益をあてる。年間数百億という金額は、最近よく耳にする、いわゆる「異次元の支援」と言うことになるであろう。
申請状況は以下の通りで、申請順に列挙してみた。

◆早稲田大学(東京都)
◆東京科学大学(東京都 東京工業大学と東京医科歯科大学の共同申請)
◆名古屋大学(愛知県)
◆京都大学(京都府)
◆東京大学(東京都)
◆東京理科大学(東京都)
◆筑波大学(茨城県)
◆九州大学(福岡県)
◆東北大学(宮城県)
◆大阪大学(大阪府)

以上10大学である。

今月4月からは、申請された書面に基づき、文部科学称からなる有識者10人によって面接・現地視察が行われる。審査対象は研究論文数の数だけではなく、変革への意志が重視されることとなる。研究力強化に向けた計画やガバナンス、いわゆる組織統治体制も審査の対象となり、秋頃にこの結果が発表される。認定されれば、助成は翌24年度から開始される事とのことである。また先に述べた「大学ファンド」の運用益の状況を見て、第二期の募集を進めるとされている。

文部科学大臣は会見で、「世界最高水準の研究大学を実現するための挑戦的な計画になっているかしっかりと確認したい」と述べた。

さて、今回この卓越大に10校が申請してはいるが、全て認定されることはないと思われる。個人的には理系、文系と2つに分け3校前後が認定されると考えられる。「世界の誰もが来たくなる大学」と掲げた東京大学や「研究成果による起業」、「海外大学との國際研究を加速させる」とした名古屋大学か有力と思われる。
とにかく、今年秋の結果発表が楽しみである。

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