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学校説明会いよいよ本番

先日アップした『模擬試験の活用法』に記した“秋から”という言葉をクローズアップすると、もう一つ、秋から本格的に行われるものがある。それは「学校説明会」である。すでに受験学年になる前に学校説明会に参加された方もいるかとは思うが、改めて効率の良い参加の仕方をここに述べたいと思う。

まず、開催日時についてだが、一番多いのは土曜日や日曜日の実施である。ついで午前平日の午前だが、最近は勤め帰りの時間に合わせ18時から、とか19時から、といった平日の夜に行われる「ナイト説明会」といったものもある。開催場所はほとんど学校の講堂や体育館といった場所になるが、前述した「ナイト説明会」では、駅から近い公会堂やホールを借りた場所で実施する学校もある。

さて説明会内容だが、初秋と晩秋ではその内容に違う傾向が見られる。初秋の日程では、建学の精神、施設や部活、委員会等の活動紹介。また生徒による学校生活報告や英語スピーチ、中にはハンドベルなどの楽器演奏といったものもあり、和やかな雰囲気で終始行われる。しかし晩秋では、入学試験の問題傾向や対策方法、在校生徒によるアドバイス報告、大学進学状況といった入学試験を意識した内容に踏み込んだもので、雰囲気もがらりと変わる。

さて、これらを踏まえて、まずは「説明会ノート」なるものの作成を勧めたい。良いにせよ悪いにせよ、比較したい項目をあらかじめ書き出しておき、わが子に合っているか否かを判断しやすくするためである。交通機関と所用時間、最寄り駅もしくは最寄りバス停からの距離や時間、学食や購買部の有無、修学(研修)旅行の国内外の実施等、色々とあるが優先順位が高いものから比べられるようにするのがポイントである。

最後に説明会への参加のマナーとして、携帯電話のマナーモード切り替えはもちろん、通話はできるだけ避けたいところである。説明会場から出たとしてもそこは校舎内。教室では授業が行われていることを忘れてはならない。次に女性で気を付けなければならないのが、履物である。最近上履きに履き替えなくてもよい学校が目立つようになってきたが、履き替える必要がある学校にブーツで行ってしまうと、混んでいる玄関先では迷惑となってしまう。また履き替える必要がない学校においてハイヒールで行ってしまうと、“コツコツ”という廊下を歩く音が響いたり、廊下に○印の足跡をつけてしまったりと傷をつけてしまいがちとなる。あくまで「学校を見学させていただいている」という尊重した気持ちであれば、その気遣いは必ず子供にも伝わり、入学後の学校生活においても良くなり成績も伸びていくのでは、と思いたい。

説明会は、コロナ感染の拡大影響で予約制となっているところが多いので、事前に学校のH.P.を確認して参加を積極的にしてもらいたい。

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