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現教育課程最後の大学入学共通テスト受付開始

来年、2024年1月13日・14日の2日間にわたって、思考力や判断力を重視する『大学入学共通テスト』の受付が9月25日から始まった。受付期間は来月6日(消印有効)までとなる。今回の受験では、コロナ前の状況と同じく、マスクの着用義務はなく、個人の判断に委ねられている。

さて、2024年の大学受験は、様々な要因から今までにない注目がされている。

第一に高校3年生の人口は近年で一番少ないことから、競争が緩和される事である。

2024年度は前年より34,000人少ない106万3,000人になる。ちなみに現高校2年生も1年生も109万人台となっている。この数値からわかるように当然大学進学者希望者数も減少されるとみている。そのような中、多様な評価を行う総合型及び学校推薦型選抜は、私立大学だけでなく国公立大学にも広がっている。このようなことから一般入試はライバルが少なくなるとみており、入学試験においては挑戦しやすい環境になるということが言えるのである。

第二に入試改革前年となり、浪人を回避する安全志向に多くの受験生がなっていることである。

この翌年に実施される2025年度の大学共通入学テストでは、プログラミングなどを学ぶ「情報Ⅰ」が共通テストで出題されたり、地理歴史や公民、そして数学などで出題範囲の変更や科目構成の変更が予定されていたりする。このようなことから、浪人することはかなりのハンディキャップを負うこととなり、できる限り避けたいという心理が強く働くことが間違いない。

そして第三に理系希望者の受験生は増加しつつあり、特に女性の受験者像の増加が目立つことにも注目がされていることである。

国公立大学工学系を志望する女子生徒数は、前年比105%となっている。特に機械・航空系の受験者数は115%となっており、人気が高いことが伺える。学校別では東京工業大学が推薦入試に女子枠を設けると発表したことから、114%と目立っている。

最後に地元離れにおいても注目されている。コロナ禍においては受験や通学時の感染リスクを恐れて地元志向が強かったものの、23年の入試倍率を見ると首都圏や近畿圏への受験回帰が起こっている。

このようなことから、今度の大学入学共通テストは追い風と向かい風が混在する中での実施となり、受験生にとってはなかなか手強いかたちでの受験となることは言うまでもないだろう。

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